ア.試験で焦りや緊張でケアレスミスが多くなる
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普段の問題演習でおおまかに時間を決めて、ストップウォッチ等を用いて、その時間内に解かせるようにする 。 |
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テスト前には模擬テストを行い時間配分を意識する練習をする。 |
イ. 毎回「分かってはいた」と言い訳し、ケアレスミスは仕方のないことだと考えている
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本人の自覚不足であるので「ケアレスミスも実力の内である!」と考えることが必要。時間が足りなくなって焦るのなら「スピード力不足」、計算ミスなら「計算力不足」と本人が自覚することが大切 。 |
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「ケアレスミスは絶対にしない!」という気持ち・意識を持つ。 |
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難易度によらず、どんな問題においても集中力を持って臨む姿勢が必要。 |
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ミスをメモ書きし、よくあるミスは普段から特に注意する。 |
ウ.問題をよく読んでいない
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問題を読むときにどのように答えるか(正しいを選択か、誤りを選択か等)をアン ダーライン等を引いてチェックする。解答の後、設問のアンダーラインを引いた箇所と解答にズレがないかをチェックする 。 |
エ.集中していない
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嫌な出来事などを思い出してしまう等のメンタル面も影響していると考えられるが 同じ時間を使うなら集中して学習をした方が絶対良い。「この時間は学習だけに集中する」という気持ちの切り替えが大事 。 |
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集中力が途切れたら、休憩をする(深呼吸、ストレッチ、外の空気を吸う、洗顔等) 「50分勉強したら10分休憩する」「ここまで解けたら5分休憩する」等、個々のペースに合った休憩をとる 。 |
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「さっきの問題どうだったかな?」「次の問題は何だろう?」と気が散っていると集中できないので、全神経を今解いている問題に注ぐ訓練が必要である |
オ.不規則な生活
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適度な睡眠・栄養バランスの良い食事は正常な集中力・判断力等を働かせる要因になるので、規則正しい生活もケアレスミスを防ぐ対策となる 。 |
カ.性格
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せっかち、自信過剰、おっちょこちょい等の性格にも関係がある。自分の性格を把握し、ケアレスミスを起こしやすい性格の場合は特に注意をはかる事が必要である 。 |
キ.ケアレスミスに対して、慎重になりすぎる
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慎重になりすぎるとかえって頭の回転が硬くなってしまって逆効果になることもある。あまり気にしすぎる必要は無い。ただ、ケアレスミスの無い解答をするという意識を持つことは必要である 。 |
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