すっかり秋らしくなりましたが、皆さんお元気ですか?
秋といえば、秋篠宮家にめでたく悠仁親王が誕生されました。
また、政治の世界でも安倍内閣が誕生しましたね。
そこで今回は、出産・誕生にまつわる英単語や表現を整理してみたいと思います 。
<英字新聞より>
Princess Kiko, wife of Prince Akishino, gave birth to a boy on September 6Th.
「秋篠宮妃の紀子様が9月6日に男子を出産なさった。」
「誕生」という名詞はbirthですが、「出産する、産む」という動作になるとgive birth to
とかdeliver the baby とかthe birth was broughtといった表現になります。赤ちゃんの側から表現すれば「誕生する」で、be bornとかcome into existence、come into the worldなどですね。
The male baby was born to the Imperial family for the first time in 41 years.
「皇室に41年ぶりに男の赤ちゃんが誕生した。」
「男の」= maleに対して「女の」= femaleですね。
この度のご出産は「帝王切開」= Caesarean sectionによるものでしたが、「帝王切開」という表現は、まさに古代ローマの政治家カエサル(シーザー)= Caesarがこの方法で生まれたという伝説に由来するそうです。紀子様は部分前置胎盤= placenta previa partialis だったために帝王切開になりましたが、無事、「安産」= the safe delivery of the babyでした。
「胎盤」= placentaは聞きなれないかもしれませんが、「子宮」= womb〔ウーム〕という単語は『子宮で産む(womb)』なんて覚えてください。(う〜む!?)
<その他の出産にまつわる表現>
出産するには「妊娠」= pregnancyしなければなりませんが、
「妊娠する」= get pregnant, conceive a child
「妊娠している」= be pregnant です。
しかし、予期せぬ(unexpected)妊娠で、中には「妊娠中絶」= abortionせざるを得ない人もいます。一方で、「不妊の」= sterile, barren女性も多く、海外では「養子」= adopted childも珍しくない(not unusual)ようです。
<いろいろな呼び名>
人の呼称は成長や立場と共に変わってきますが、男なら誰かの「息子」= sonであり、女なら「娘」= daughterですね。一般的に「子供」= kid, childですが、「幼児」= infant, infancy
「未成年」= minor、「成人」= major, grown-up, adult、「青少年」= juvenile、「若者」=youngster, youth, adolescent(思春期)、「十代の若者」= teenager(13歳から19歳)などなど様々な呼び方があります。年をとると「中年」= middle ageになり、長生きすれば誰でも「高齢者」= the aged, elderly people [person], seniorになります。ただ、いつから「中年」でいつから「年寄り」なのかは英語でも日本語でも個人差がありますが、antiaging(老化防止)でいつまでも若々しくあり続けたいですね。
それでは、また! |