≪『理想の家庭教師像』アンケート調査の趣旨 ≫
恒例の『理想の家庭教師像』アンケートの2009年度の集計ができましたのでお知らせいたします。おかげさまで今回、第17回目を迎えることができました。
当学院では、家庭教師に、プロとして『6つの顔を持つべし!』と研修しております。それは、専門分野を深く勉強し研究する“学者"、生徒の現状を正確に診断・治療する“医者"、熱いハートを持ち志望校の出題傾向を徹底的に調べ上げる“記者"、定期テストや入試問題を的確に予想し、それを授業に活かす“易者"、時には生徒の気持ちを盛り上げて気分良く勉強に向かわせる“芸者"といった複数の役割を果たさなければならないということです。そして、6つの顔・役割の中に、楽しい授業を演じきる“役者"という顔・役割もあげています。そこで、本学院では全国の方々からどのような有名人が理想の家庭教師として相応しいのかをアンケート調査し、推薦理由を参考に、理想の家庭教師像に少しでも近づきご家庭の期待に応えるようにしたいと考えております。また、悪いイメージの家庭教師像の募集も併せておこない、家庭教師自身の反省材料として参考にしております。
≪ 2009年度『理想の家庭教師像』の総評 ≫
「理想の家庭教師像」総合部門では、宇治原史規さんが総合第一位になりました。テレビのクイズ番組での大活躍で、その頭の良さと人当たりの良さルックスの良さが好感度を上げたようです。その明晰な頭脳と人当たりの良さで優しく上手に教え導いてくれそうだと多くの人が感じての初の第一位獲得です。
「理想の家庭教師像」女性部門では、例年クイズ番組で活躍するタレントが上位を占めていますが、今回テレビドラマでの医師役が好感をもって迎えられ、更にかつてのテレビドラマ「GTO」における熱いハートを持った教師役のイメージにも支えられ松嶋菜々子さんが第一位に輝きました。
「悪いイメージの家庭教師像」総合部門では、7年連続で出川哲朗さんが総合一位(男性部門では8年連続)になりました。バラエティ番組での露出がそれほど目立っているとは思えませんが、すっかりイメージが定着してしまっているようです。この部門で特に目を引くのは、薬物使用問題で世間の耳目を集めた押尾学さんと酒井法子さんがベスト10入りしたことです。甘い誘惑に負けて人としてしてはならないことをしてしまったその精神力の弱さが、指導者たる家庭教師には相応しくないと多くの方々が感じた結果でしょうか。また、島田紳助さんが、バラエティ番組での独特の司会ぶりが両極端の評価を得て、「理想の家庭教師像」と「悪いイメージの家庭教師像」の両部門で総合第三位になりました。
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