本学院は、創業以来50年の永きにわたり、業界のトップ・リーダーとしての地歩を築いてきましたが、その伝統に裏打ちされた特色のひとつが、「プロ家庭教師研修会」です。
家庭教師の指導力のアップ、情報収集や交換のための自己研鑽の場として、家庭教師を一堂に集め、実施しているものです。
1968年に第1回をスタートして以来、42年余続いております。(2010年6月で記念すべき500回を数えます。)
研修会では、ベテラン・プロ家庭教師の指導体験や指導テクニック、ノウハウを伝授する講演が行われています。また、年2回は公開制として、特別に各界の著名な方々を講師としてお招きして、お話をいただいております。
また、研修会では、各私立中学高校で開かれる学校説明会の報告や、個別ゼミで教育相談員と家庭教師が生徒の指導方針や指導方法について、確認・チェックも行っています。
家庭教師の仕事は、元来孤立無援になりがちですが、本学院では研修会等の研鑽の場を設けることにより、ベテラン家庭教師や有識者の経験や智慧を共有財産として、横のつながりや交流が持てるようにしています。
家庭教師になるのに、そこまでの意識付けが必要なのかということについて、一つパイロットを例にとってみましょう。
パイロットとして任務に就くには、訓練生〜副操縦士〜機長まで、10年以上かかります。機長になった後も、毎年定期的に訓練や審査があり、危険を回避する能力を高める一方、個人の技量や知識、チームとしてのトラブル対処能力を向上させるための訓練があります。
乗客の命を預かる仕事であり、「安全」第一の所以でしょう。
家庭教師もまた、生徒一人一人の「未来」と「夢」を預かる仕事です。
信頼に応え、結果を出し続けるという、真のプロ意識を磨くためには、自らも学ぶ不断の姿勢が不可欠です。
日本家庭教師センター学院のプロ家庭教師は、研修会をとおして家庭教師としての心構えと責任感、指導力の向上に努めています。
以下に、歴代の特にご高名な方々の講演テーマを付記します。(経歴は、当時のものです) |