学習計画には短期と長期がある。
・短期
1週間、1ヵ月など期間を区切って、目標を立ててそれを達成していく。
( 例えば期末テストまでとか、この問題集を解き終えるまでなど。)
無理に詰め込み過ぎるのではなく、余裕があり過ぎることもないよう計画することが、重要である。
・長期
入試までの1年計画、苦手科目を克服するまでの計画などがある。
1ヵ月ごと3ヵ月ごとに、どの科目のどの問題集をどう進めるかを決めていくことになるという点で、期間を区切る。
入試合格などの大目標に向かって、という一貫した過程に添っているため、単純な「短期」の積み重ねとは異なる。
・短期と長期の併用
短期と長期の視野を、1つずつ持つことが重要である。
「大学入試で1年後の第一志望合格を目指すこと」を例にとる。
(1)長期
週単位、月単位で、各科目の問題集の割り振りを考える。
・夏までに学校の問題集を解き終える。
・夏休みにセンターの時間割通りに問題を解き、自分の弱点を把握する。
・秋のうちに模試を受け、実践練習をする。
・秋後半からは過去問演習。
(2)短期
・長期の計画で見つけた弱点の補強。
・1週間でベクトルを完成しよう。
・1週間で関係代名詞の問題をたくさん解こう。
・3日で模試の復習を終わらせよう。など
長期の計画をきちんと立て、この通り進めれば必ず合格する、という強い信念を持つこと。
そこで生じた自分の苦手なところを、短期の計画に添って、自分の得意分野に変えていく、というフィードバックを重ねていくことで、最終合格を勝ち取ることができると信ずる。
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