数学に限らずどの科目においても、問題文をよく読み取り、整理する力は正しい解答に至る大切な鍵となる。問題の構成、出題者の意図を読み取り、出題者が何をやらせたいのかまで読心することが出来れば、正解にかなり近づいていると言える。
数学において文章題を解く際には、
1、問題文で与えられている数値を正しく整理する
2、変わっていない値、変わっている値を確認する
3、内容に関する公式を確認する
4、与えられている文に添った、または値の関係を式で表す
図形の問題では、
1、図が与えられている時も改めて自分で書き、仮定として式などで表し、
条件をしっかり把握する
2、結論に結びつくと思われる定理や図形の性質を確認する
3、仮定から結論までを矛盾なく説明してみる
4、説明を式や言葉で表す
といった過程を踏んで問題を解けるように、指導していく事がポイントとなる。
数学はコツさえつかませれば、解法がわかって面白いように問題が解けるようになる。わかる楽しさ、答えの出る悦びを、生徒に共に体感させていきたい。
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