◎七田式(しちだしき)「Perfect English」
右脳教育の第一人者、七田眞先生監修による英語教材。高速の音声CDを使って頭の中に英単語を刷り込んでしまおうという教材。かなり斬新な教材ではあるが、独習用教材としてはやや重すぎか。私自身が購入して生徒の指導に使ってみたものの、継続するにはいささかヘビーな感がある。
◎「単語王2202」中澤一著 オーメソッド出版
知る人ぞ知る、オーメソッドの中澤一先生が著した受験生待望の単語集。今までの単語帳の不満を一挙に解決した一冊。単なる単語集には終わらず、インターネットのウェブサイト、携帯ゲームなど、現代の若者が使うメディアを総動員して、ひとつのワールドを形成しているところが妙。前にも旺文社のTarget1900を中心に、「英語漬け」などのゲームメディアが教材を発刊したこともあったが、従来の教材ネタを借りた中途半端なものとは違う、統合された学習環境を作ろうという姿勢が見え、今後の発展が期待される。
◎手前味噌教材
Target1900をもとに、拙筆の単語リストをご覧に入れた。1900の単語を100語ごとにリスト化したもので、全19枚の単語用紙となっている。1900という大量に見える単語も19枚に分解することで、身近な課題に見えてくる。また、すべて教師の手作りであることが生徒に感動をもたらすとのご意見もいただいた。
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