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ふくろう博士TOP > 研修会 > 2008年 > 図や表の活用〜好奇心をもたせるきっかけとして 講師:プロ家庭教師 吉田 隆 先生
図や表の活用〜好奇心をもたせるきっかけとして
新しいことを学ぶときに、生徒の反応は大きくみると三つのタイプに分けられる。
1. 説明を積極的に好奇心をもって聞いてくれ、理解した後は自分から進んで解いてみようという意欲的な態度をとるタイプ。
⇒基礎をしっかり固めると応用へもスムーズに移行でき、学力のさらなるアップが期待される。
2 . 説明はよく聞いてくれるものの、問題の解き方の流れが自分でうまく消化できず、自分は勉強が苦手だと思い込んでいるタイプ。
⇒解き方のパターンを認識させることで、解ける自信をもたせることができる。
3 . 物事に対する好奇心がもともと少なく、勉強自体に興味がなく、説明もほとんど耳に入らないタイプ。
⇒勉強だけでなく、日常生活の段階から関心がもてることを増やしていけるよう、粘り強い指導が必要となる。
3?]=6なら ?]=2と求められても、 6?]=3も同じように ?]=2と答えたり、 ?]=3−6から計算したりする生徒が多い。 前者は、 大きい数÷小さい数 のパターンで押し通したミス。 後者は、 6+?]=3のとき ?]=3−6とする移項と同じパターンだと勘違いしたミス。
6?]=3なら
約分して答えさせるというパターンで解かせたところ、ミスなくきちんと解けるようになった。
と覚えてもらうことで、解けるようになった。 その他問題によっては、表でまとめさせて問題文を見やすい形にするなどの工夫も大切だ。
以上述べたように、「このパターンなら、この解法にもちこむことで解くことができる」と自信をもたせることによって、新しい問題にも意欲的に立ち向かっていくようになる。