ご家庭への訪問時刻は指導開始時刻の10分前が一般的であるが、先方によっては間際まで部屋の片付けが済んでおらず、教師を迎える準備ができていない場合がある。こうしたケースでは、指導開始時刻ジャストに伺うのが最適となる。また、早目に到着してしまった時でも、「早く伺ってもよろしいですか」というような申し出はなるべく差し控えたい。
テューターの側で、例えば指導開始の5分前に必ずきっちりと時間を守って訪問し、ご家庭から「先生はいつも5分前にいらっしゃる」とご認識いただくこともトラブルを避ける一つの方法である。
帰る時刻は2時間の指導に対して挨拶を含めて15~20分後が一般的のようである。帰り際の挨拶は指導の〆として、またお母様とコミュニケーションを持つ場としても大切に考えたい。
指導時間の変更を願い出る際は、ご家庭の状況を十分考慮して時期を見計らう配慮が必要である。トラブルを極力避けるためには、初回の指導曜日・時間の設定は、できるだけ慎重に行いたい。 |