(文法を幹)(単語、イディオム、語法、構文、発音、アクセントを枝葉)(長文読解、英作文を果実)と考えて、まず文法の土台作りから取り組んでいった。言葉で暗記していても問題の中で、Be動詞と一般動詞の区別がピンと来ない、SとVを意識して文を読めない、それらの課題を一つ一つクリアーしていった。文法を三段階に分けて考え、感覚的にも納得いくことを重視した。
・ステップ1−五文型、疑問詞、助動詞をつかみ、時制まとめまでできること。
・ステップ2−受動態、不定詞、動名詞、分詞、分詞構文、比較、関係詞までマスターすること。
ここまでは、わかりやすい中学問題集シリウスを中心に理解を深め、少しずつ抵抗感を取り除くことを目標にした。学校教材文法書も併用した。(このときはフォレスト)実力がついてきたので高校リード問題集をメイン問題集とし、高校範囲まで仕上げた。
・ステップ3−話法、仮定法、強調、倒置、否定など。
宿題FAXを大いに活用した。その折に市販問題集トレーニングノートαβや東進の安河内シリーズも併用し、暗記と訓練を定着させるようにした。内容は授業で必ずチェックを入れ、弱点=宝ノートをどんどん作成し、それもまた宿題に活用していった。学校のリーダーを音読習慣に使用し、吹き込みテープを交換してチェックした。
ここまでが、長い長い基礎力作りの段階だった 。 |