【第1問】★☆☆☆☆
「もっと長身」(もつとちようしん)→ 「猪突猛進」(ちょとつもうしん)
▶ がむしゃらに突き進むこと。
イノシシが猛然と突進するイメージですね。
【第2問】★☆☆☆☆
「敵、千人か?」(てきせんにんか)→「責任転嫁」 (せきにんてんか)
▶ 責任を他人になすりつけること。
「転嫁」は「転化」と間違えないように。お嫁さんには失礼ですが・・
【第3問】★☆☆☆☆
「統計無効」(とうけいむこう)→ 「荒唐無稽」(こうとうむけい)
▶ 言ってることなどが、とりとめもなくでたらめなこと。
荒も唐も、大きくて広い意味、無稽は根拠がないことです。
【第4問】★☆☆☆☆
「節電効果」(せつでんこうか)→「電光石火」(でんこうせっか)
▶ 時間がきわめて短いことから、動作などがすばやいこと。
いなびかりと火打石の火花。「電光石火の早業」と使われることが多いですね。
【第5問】★☆☆☆☆
「もう千本さ」(もうせんぼんさ)→「孟母三遷」(もうぼさんせん)
▶ 子どもの教育のためには、良い環境を整えるべきだという教え。
孟子の母が、孟子の教育のために、墓所の近くから、市場、学校の近くへと三度引っ越した故事から。
【第6問】★★☆☆☆
「業務用辞書」(ぎようむようじしよ)→「諸行無常」(しょぎょうむじょう)
▶ 「諸行無常」は『平家物語』の冒頭文で有名ですね。授業で暗記させられた人も多いのではないでしょうか。
四字熟語としては「無常」を「無情」と間違えないように。
【第7問】★★☆☆☆
「回覧待とう」(かいらんまとう)→「快刀乱麻」(かいとうらんま)
▶ 例文のように「快刀乱麻を断つ」と慣用的な言い回しが多いですね。
もつれた麻を刀でみごとに断ち切るという意味。
快刀を「怪刀」と間違えやすいので注意しましょう。
【第8問】★★★☆☆
「いつタコ掴んだ?」(いつたこつかんだ)→「換骨奪胎」(かんこつだったい)
▶ そのまま読むと「骨を換え胎(子宮)を奪う」という恐ろしげな内容ですが、先人の詩文の形式などを生かしながら、創意を加えて新しい作品に生まれ変わらせることを言います。
なお、模倣とかパクリといった否定的な解釈は誤りです。
【第9問】★★★☆☆
「地球貫徹よ!」(ちきゆうかんてつよ)→ 「急転直下」(きゅうてんちょっか)
▶ 事態が急に変わって結末に向かうこと。
爽やかな清々しいイメージがありますが「一たび戦争になるや、急転直下に蚤(ノミ)の発生が増え…」(斎藤茂吉)のような例文もあります。
【第10問】★★★★☆
「遺書が通販」(いしよがつうはん)→「破顔一笑」(はがんいっしょう)
▶ 顔をほころばせて、にっこり笑うこと。
顔を破壊して笑う…なんて物騒な内容ではありません!
【第11問】★★★★☆
「仮想通貨よ」(かそうつうかよ)→「隔靴掻痒」(かっかそうよう)
▶ 靴を隔てて痒(かゆ)きを掻く」とは、はがゆくて、もどかしくて、イライラしますね!
【第12問】★★★★★
「月夜にセイウチ」(つきよにせいうち)→「一石二鳥」(いっせきにちょう)
▶ ことわざとしても有名で意味はすぐわかるけど、アナグラムにすると意外に難しかったので最高難度にしました。
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