《解法と解答1》
Xをわる問題とXでわる問題を混同してしまう人は案外多い。
「ゆっくり考えてみると、違いがわかるのだけど…。」とはよく聞く声である。この問題を難しく感じるのは、「まず、文章の読みとり」という関門があるからだ。
では、どうするか?
(問1)60をXでわると商Yあまり8と考えてみよう。
つまり、を、で、ん(商)、余りの順に日本語を並べてみるのだ。
そして、を÷で=ん…余り の形の式を作ってみる。
(その場合注意したいのは、をかでに当たるわかっていない数をXとすることだ。)
この場合は 60÷X=Y…8となる。
あまり8がない場合を考えると60÷X=Yだから60=X×Yとなる。
今はあまり8があるので、60=X×Y+8となる。
X×Y=60−8=52…="style2">でんの法>でやっつけよう。
を÷で=ん…あまり に当てはめてみる。
今度はをとでに当たる数のうち、をの部分がわかっていない。
をにあたる数をXとする。
X÷18=Y…8
X=18×Y+8…?
同じように
X=24×Z+8…?
?と?の共通点を探してみよう。
18×Yと24×Zが同じ数になればいい。
18のY倍と24のZ倍…つまり18と24の公倍数を求めよう。
18と24の最小公倍数は72なので、求める数は72×□+8
72+8=80
72×2+8=152
(答え80、152)
かなり便利な<をでん公式>ぜひ使いこなして欲しい! |