第139回 算数 『約数・倍数の文章題を克服する法、『をでん』!え?おでん?』解答・解説1 | 家庭教師が伝授する具体的な成績アップの勉強法と秘訣を公開
解 答・解 説

《解法と解答1》

Xをわる問題とXでわる問題を混同してしまう人は案外多い。
「ゆっくり考えてみると、違いがわかるのだけど…。」とはよく聞く声である。この問題を難しく感じるのは、「まず、文章の読みとり」という関門があるからだ。
では、どうするか?

 

(問1)60わると商Yあまり8と考えてみよう。

つまり、、ん(商)、余りの順に日本語を並べてみるのだ。
そして、÷=ん…余り の形の式を作ってみる。
(その場合注意したいのは、に当たるわかっていない数をXとすることだ。)
この場合は 60÷X=Y…8となる。
あまり8がない場合を考えると60÷X=Yだから60=X×Yとなる。
今はあまり8があるので、60=X×Y+8となる。
  X×Y=60−8=52…="style2">でんの法>でやっつけよう。

÷=ん…あまり に当てはめてみる。
今度はに当たる数のうち、の部分がわかっていない。
をにあたる数をXとする。
  X÷18=Y…8
  X=18×Y+8…?
同じように
  X=24×Z+8…?
?と?の共通点を探してみよう。
18×Yと24×Zが同じ数になればいい。
18のY倍と24のZ倍…つまり18と24の公倍数を求めよう。
18と24の最小公倍数は72なので、求める数は72×□+8
  72+8=80
  72×2+8=152

(答え80、152)

かなり便利な<ん公式>ぜひ使いこなして欲しい!
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