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小学生が英語を勉強する場合、一番大切なのは、英語を好きになること。なるべく遊びを取り入れて、楽しく学ぶのがいいね。英語の歌を振りをつけながら歌ったり、興味のある動物の呼び方を覚えたり。簡単な会話文は楽しいね。けれど、きちんと文法を勉強して、なんてことはずーっと先のことと考えたほうがいいんじゃないかな。それよりも動物の鳴き声は、国によって違うんだなぁ、なんてことに感心することのほうが(これも他国の文化に興味を持つことだね)ずっと意味があると思う。中学校に入ってから、勉強は難しくなるんだから、そのときに食わず嫌いなんてことにならないように、たっぷりと面白い部分を味見しておこう。 |
この時期、成長期に入って、興味・関心がどんどん広がってくる。音楽や映画、文学やスポーツなど文化(だとは意識していないだろうけど)というものが面白くなってくる。そのときにぜひ英語を意識して欲しい。英米の歌など、なんとなく物まねで歌うんじゃなく、歌詞カードを見て、発音をしっかり自分のものにしてみよう。好きな映画のせりふも英語で丸暗記してしまおう。なんかの時に、覚えた一節が口から出てきたらかっこいいじゃないか。゛If
Winter comes, can Spring be far behind?” (冬来たりなば、春遠からじ)なんて、ちょっとキザかな?
また、日本語でいいから、英米の小説を読んだり、吹き替えでいいから、英米の映画を見たりすることも大事(もっとも、今、映画っていったらほとんどがアメリカの映画だけれどね)。その中から、外国の家のつくりや、食べ物、服装、学校の様子や行事など、いろいろな生活様式を知識として学べたらいいね。そういった知識が、英文を読むときのバックボーンになっていく。いくら文法を勉強して単語を覚えても、それだけでは英文を読めないときもあるんだよ。
でも、中学時代の英語の勉強は、基礎的な文法のほとんどを勉強することになっているからとっても大切だ、ということも忘れないで欲しい。学校では、基本的な言い回し(構文)を「文」の形でしっかり覚えていこう。いくつ、構文を覚えられるかが勝負だ! |
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